Windowsのファイル共有をきちんと整えたいが、何から始めればいいか分からない」──そんな中小企業のご担当者様へ。
個々のPCで共有フォルダを作って運用する方法は手軽ですが、業務継続性・セキュリティ・管理のしやすさの面で限界があります。レムシステムは、貴社の規模・使い方・予算に合わせて、Windowsファイルサーバーの設計・構築・運用をワンストップで支援します。

ファイルサーバー未導入のリスクと不便さ

「PC間のローカル共有」で回していると、日々の業務では見過ごしがちなリスクが積み重なります。代表的なものは次のとおりです。

未導入で起きがちなトラブル(例)
  • 故障・電源断で共有が即停止(そのPCが止まると業務も止まる)
  • 世代管理・復元ができない(上書き/誤削除から戻せない)
  • 権限の属人化(退職者や休暇中ユーザーのPCに依存)
  • 情報漏えいリスク(アクセス権のばらつき・共有の野良化)
  • 監査・引き継ぎに弱い(どこに最新があるか不明、証跡が残らない)

適切に設計されたWindowsファイルサーバーなら、一元管理・バックアップ・世代管理(シャドウコピー)・アクセス権の明確化により、これらの課題を根本から解消できます。

導入のデメリットと、事前に知っておきたい注意点

ファイルサーバーはメリットが大きい一方で、導入前に理解しておくべき注意点もあります。レムシステムは利点だけでなく不都合も正直に共有し、最適解を一緒に選びます。

  • 初期費用がかかる:サーバー本体/Windows Serverライセンス/CAL、UPS、バックアップ媒体など。
  • 運用設計が必要:フォルダ構成・命名規則・アクセス権ポリシーを最初に設計しないと、後から手戻りが発生。
  • 管理の手間:パッチ適用・容量監視・バックアップ確認は定常運用が必要(弊社の保守併用で軽減可能)。
  • ネットワーク要件:拠点間利用や在宅アクセス時はVPN/帯域設計が前提。
  • 変化への対応:大容量CAD等はサイジング不足だと性能が出ない(10GbEやSSD/RAID10などで解決)。

上記は設計段階でほぼコントロール可能です。要件に対して過不足のない構成を選べば、コストと効果のバランスが取れます。

レムシステムの提供内容(Windowsファイルサーバー)

ITと業務を兼任されるご担当者でも迷わないよう、ヒアリングから運用立ち上げまでをひとつの流れで支援します。

  • 要件ヒアリング:利用人数/データ量/更新頻度/拠点・在宅有無/既存課題の整理
  • 設計・サイジング:CPU/メモリ/ディスク/RAID/ネットワーク(1GbE/10GbE)、バックアップ方式、UPS
  • アクセス設計:部門・プロジェクト単位の共有/アクセス権(NTFS/共有)/監査ログの方針
  • データ移行:停止時間を最小化する段取りとツール選定(リハーサル実施)
  • 保護機能設定:シャドウコピー/バックアップ(世代保持)/復元手順書
  • 運用支援:管理者トレーニング/簡易運用手順/保守・監視オプション

構成の考え方(例)

目的とデータ特性に応じて、過不足のない構成をご提案します。以下は一例です。

  • スタンダード構成:Windows Server Standard(もしくはEssentials相当)、RAID1/5、1GbE、シャドウコピー+外部バックアップ、UPS
  • パフォーマンス重視:RAID10+SSDキャッシュ、10GbE、同時編集・CAD向け最適化、クライアント調整
  • 拠点/在宅併用:VPN連携、アクセス制御強化、監査ログ、ランサムウェア対策(バックアップ隔離)

なぜレムシステムか

特定メーカーに縛られず、要件と予算に合う最適解を選べます。調査・設計・構築・データ移行・運用支援まで一社完結。導入後の問い合わせも、構成を把握する担当エンジニアが直接対応します。

まずは現状診断から(無料)

現在の「PC共有」や既存NASの状況を簡易診断し、止めない移行計画と概算費用を提示します。小さなご相談でも歓迎です。

よくある質問(簡潔版)

Q. NASとWindowsファイルサーバー、どちらが良い?
小規模・単純用途はNASが低コストですが、権限の細かな設計・同時編集・拡張性・監査が必要ならWindowsサーバーが有利です。

Q. 導入デメリットは?
初期費用・運用設計・パッチ適用などの手間は発生します。レムシステムの保守と手順化で負荷を軽減できます。

Q. データ移行中の停止が不安です。
事前リハーサルと夜間切替で停止時間を最小化します。万一に備えたロールバック手順も準備します。