ITセキュリティ対策としてまずはなにから始めたら良いかわからないというお問合せを弊社のお客様よりいただきました。
確かにITのセキュリティ対策は、サーバーやクライアント、最近ではモバイルのデバイス(スマートフォンやタブレットなど)などからネットワーク全体、社内教育など考えるとかなり広範囲を必要になります。
ただビジネス度外視でコストを考えずセキュリティ対策に社内のリソースを注ぎ込むのも本末転倒です。
ITセキュリティ対策の第一歩としてレムシステムでお勧めさせていただくパターンが多いのがまずは水際対策としてウェブ閲覧やメール受信時のセキュリティ対策が統合された「セキュリティゲートウェイ」になります。
セキュリティゲートウェイとは
セキュリティゲートウェイはその名の通りにインターネット(WAN)とイントラネット(LAN)の境界に設置するセキュリティ機器です。
境界に設置するため、通常のブロードバンドルーターをセキュリティゲートウェイに置き換えるイメージになります。(ブロードバンドルーターの下に透過型としてセキュリティゲートウェイを設置する構成も可能です。)
セキュリティゲートウェイはインターネットとの全ての通信をチェックして、問題がある通信やウイルスなどをブロック・除去します。そのため導入するとLAN側全体のセキュリティ対策になることから、費用対効果がかなり高いソリューションと言えます。
セキュリティゲートウェイはFortigateがお勧め
セキュリティゲートウェイは日本のメーカーからもリリースされておりますが、シェアのほとんどを占めるのが海外のメーカーFORTINET社のFortigateという製品になります。レムシステムではセキュリティゲートウェイというとFortigate。
他メーカーのセキュリティゲートウェイ製品は操作性やウイルス検出度、セキュリティ機能を比較すると現状ではFortigateに軍配が上がります。
今回のお客様は製造業ですが、拠点が関東、関西、三重に分かれておりますので、3拠点にこのセキュリティゲートウェイ「Fortigate」を導入いただきました。
各拠点に最適なFortigate(ユーザー数やトラフィックに対応するため多くのグレードが用意されています)を導入し、インターネットとの通信を全てチェックしています。昨今のマルウェアやウイルス感染はほぼメールの添付ファイルによるものです。ログを見るとかなりのウイルスが検出されています。
他にもインターネット上の危険なサイトや業務効率を下げてしまうサイトなどをブロックしています。
運用については、レムシステムのリモート保守サービスをご契約いただいておりますので、リソースも不要でセキュリティ対策のメリットのみを感じていただいています。
VPNによる拠点間接続も可能
セキュリティゲートウェイはVPNルーターの役割もあり、3拠点をインターネットVPNで接続して本社のファイルサーバー上にあるファイル閲覧や業務アプリケーションを拠点からも利用できるようになっています。
セキュリティゲートウェイの導入について
セキュリティ対策と業務効率を同時に実現できるセキュリティゲートウェイの導入について興味を持たれた場合には、お問合せ・ご相談を承っております。
現地調査やヒアリングまでは無償になりますので、まずは導入や運用コストを知りたいだけでもお気軽にメールやフォームでお問合せください。